・小さい円形脱毛症になっているのを発見したが、病院に行こうか迷っている
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
・円形脱毛症の原因
・小さな円形脱毛症を放っておくとどうなるか【体験談】
・円形脱毛症の治療
実際に2019年12月より円形脱毛症と格闘している私が解説します。
円形脱毛症の原因
円形脱毛症になっていることを発見したとき、原因が気になると思います。
円形脱毛症の原因には、以下のようなものがあると言われています。
□不明(自己免疫疾患)
円形脱毛症は、Tリンパ球が毛根を異物と間違えて攻撃してしまうために発症すると考えられており、その激しい攻撃により毛根が傷んで、元気な髪の毛でさえ突然抜け落ちてしまうそうです。
しかしなぜその様な異常が生じてしまうのかは、まだ明らかになっていません。
□精神的ストレス
ストレスは、毛根への栄養補給を妨げるだけでなく、「自己免疫疾患」や「内分泌異常」などのさまざまな疾患を誘因することもあります。
□遺伝的要素
中国で行われた大規模な調査によると、円形脱毛症には遺伝的要因が関係する可能性が高いと考えられています。
小さな円形脱毛症を放っておくとどうなるか【体験談】
結論として、大きくなります。
なぜなら、毛根を異物と間違えて攻撃しているTリンパ球が外側へと広がっていくからです。
私自身は、2019年12月に発見した1円玉サイズのものが1ヶ月程度で500円玉以上の大きさになりました。
当時20代だった私は、「髪の毛なんだから、その内すぐ生えてくるだろう」と思っていました。
しかし実際は、どんどん脱毛箇所が拡大していってしまいました。
円形脱毛症の治療
ここまで読んだ方は、治療を開始したいと思ってくれていると願っています。
私が経験した円形脱毛症の治療には、以下のようなものがあります。
□ステロイド局所注射
炎症や免疫機能を抑える効果のあるステロイドを、脱毛箇所に注射で注入する治療法です。
高い水準の発毛効果がある反面、副作用として注射部位が陥没する場合があるそうです。
□局所免疫療法
約9割もの人に発毛効果があると言われていますが、治療期間が半年から1年以上で、じっくり取り組む必要があります。
私はこの治療法で症状が改善しました。
□内服薬(飲み薬)の使用
□外用薬の使用
私自身、今も繰り返し発症してしまっており、通院を続けております。
皆さんの症状が早く良くなることを願っています。